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日本橋のイエハニワ

HANIWA IN NIHONBASHI / 2025 / Artwork

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都市開発により高層化する無色透明なビル群。街区内の路地は相対的に低く、暗く、日本橋の街はまるで地の底に沈んだようだ。五街道の起点であり人や物の集積地として、町人長屋や露店、魚市場や倉庫などが立ち並び活気あふれる日本橋は、明治時代以降、百貨店や銀行の進出により商業・金融地としても発展を続けた。しかし、関東大震災や東京大空襲を経て、高度経済成長期の首都高速の上空敷設など、街の歴史的な佇まいは大きく変化してきた。かつて日本一と呼ばれたその街並みを今見ることはもはや難しいが、江戸の地割が生み出した都市の隙間はぽっかりと存在し続け、人間の時間を超えて生き続けている。建物や構えが変わっても、今なおこの地域には多くの老舗が残り、その精神は消えたわけではない。かつて日本橋の街を構成した建物をかたどった焼き物を製作し、街の様々な隙間に並べることで過去を想う。

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設計:6lines studio(大山、増井、片山) + 塚本由晴
制作:6lines studio(大山、増井、片山)
制作協力:西山光太

所在地:東京都日本橋
用途:屋外展示
材料:粘土(千葉県鴨川市釜沼集落の棚田より調達)

設計期間:2025年8月
制作期間:2025年8月-2025年10月


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東京ビエンナーレ2025
スキマプロジェクト/日本橋室町・本町
2025年10月17日-12月14日

都市の構造を物理的、観念的な「スキマ」からとらえ、ビルの間のわずかな隙間(すきま)を作品発表の空間や作品そのものとして活用する試み。1999年に中村政人とコマンドNが実施した伝説的なプロジェクトで、今回は路地裏の鉢植えの隙間を縫うように、アーティストたちの彫刻作品が鉢植えに「擬態」しながら、まちのスキマ空間を豊かに彩ります。

6lines-studio.com

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